

顔がかっかっとほてったり。暑い!って、かんじるのよね。
ついに私もはじまったかってかんじよ。
・更年期の症状って他にどんなことがおこるのかしら?
・原因っていったい何なの?
・どんな栄養素を食べたらいいの?
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今回は更年期障害についてお話ししていきますね!
ぜひ参考になさってください。
なぜ起こる?更年期障害の原因
更年期障害の原因は卵巣機能の低下により、エストロゲンという女性ホルモン分泌が低下することで起きると言われています。
更年期障害の時期は?

引用:日本産婦人科学会HP
閉経年齢は平均で50歳です。
この50歳の前5年、後5年、 つまり、45歳~55歳で更年期の症状がみられるのが一般的です。
また、40歳以下の特に若い年齢で、 更年期障害を発症する場合は、若年性更年期障害と呼ばれます。
更年期障害の症状ってどんなものがあるの?




ほてるの抑えられる食べ物ってないものかしら?
更年期にイソフラボンが本当に効くの?

アジアの女性では顔がほてったり、汗をかくなどの更年期の症状の頻度が白人女性に比べて少ないんです。
それは、大豆製品に含まれているイソフラボンをよく食べているからではないか。と考えられています。
大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンに似た働きをしてくれるんですよ。

引用:五訂成分表から作成
「大豆イソフラボンはほてりに効果がある」という研究はすでにされています。

大豆イソフラボンに関しては厚生労働省により上限量が定められていて、『食事で摂取する量は70~75mg未満』とされています。
また、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの安全な 『1 日上乗せ摂取量の上限値を 30mg』とし、これも食べ物とサプリメント両方で摂取する場合においても上限量は1日あたり70~75mg未満が望ましいとされています。
この数値をすぎればすぐに病気になる!というわけではありません。
大豆イソフラボンは骨粗しょう症や乳がん、前立腺がんなどの予防効果が期待される一方、乳がんの発症や再発などのリスクを高める可能性も考えられ、今も多くの研究が行われている段階なんです。


大豆イソフラボンが効くって言ったのですが、実は大豆イソフラボンの効果を最大限に発揮できない人がいるんです!

イソフラボンのエクオールについて

stevepb / Pixabay
イソフラボンは3種類あります。
・ダイゼイン
・ゲ二ステイン
・グリシテイン
です。
このうち、ダイゼインは特定の腸内細菌によってエクオールという成分に代謝されます。
このダイゼインはゲ二ステインと比べて、大豆の健康効果がすごいのでは!?
という仮説が2002年にたてられ、エクオールの研究が進み、メリットが多数報告されています。
・更年期障害緩和
・骨密度の維持
・体脂肪を下げる
・動脈硬化予防
・乳がん、前立腺がんの予防
・肌の老化予防
エクオールってすごい!!
大豆イソフラボンを摂取しよう!!って思いますよね。
しかし、日本人の50%がエクオールを産生できないことがわかっているんです。
詳細にいえば、食べるものや生活習慣によってつくられる腸内細菌に問題があり、ダイゼインからエクオールを作り出すことができないのです。
大豆製品や食物繊維を普段から食べる頻度多い人はエクオール生産できる人が多いとわかっています。
もしも、あなたがエクオールを生産できないのであれば、大豆イソフラボンのサプリメントを摂取してもエクオールをつくることができません。
サプリメントをとりたい方はエクオールをおススメします。
エクオールの検査ってどうすれば受けられるの?


以前は検査するのにすごーく高かったのですが、今はキットを使って手軽にできるようになりました。
すでに10万人が受けているヘルスケアシステムズ エクオール検査 ソイチェック 1セット(1セット)です。
普段、大豆製品食べていますか?健康のためにと食べている大豆製品。
エクオールをどれだけ生産できているのか?気になりますよね。
たくさん生産できているのであれば、サプリメントに頼らなくてもいいかもしれません。
もし、少ししか生産できていないのであれば、骨粗しょう症の予防などにむけて、違った予防法を考えることができますよね。
自分の体を知ることで、どう生活していくのか道しるべとなるのではないでしょうか?
まとめ
・45~55歳ぐらいに更年期に入る女性が多い!
・更年期の症状は大きく分けて3つある!
・ほてりには大豆イソフラボンが効果的!
・日本人の50%が大豆イソフラボンのダイゼインをエクオールに変えることができない!
・手軽にエクオール検査を受けることができる!
いかがでしたか?
『更年期』女性の誰もが通る道といえます。
45~55歳に起こる身体の変化によっておこる更年期。
45~55歳ってまだバリバリ忙しい時期ですよね?
仕事をされている方でしたら責任が重くなっている時期。
子供がいたら、まだ心配がつきないお年頃だったり。
旦那のサポートに地域での人間関係構築。
言い出すときりがないほど、めまぐるしく毎日を過ごしているのではないでしょうか?
明日は我が身。
少しでも皆様の不調が緩和できるよう切に願っております!
<<参考文献>>
日本産婦人科学会HP
厚生労働省HP
食品安全委員会HP
Setchell KDR ,Brown NM,Lydeking-Osen E:The clinical importance of the metabolite equol-a clue to the effectiveness of soy and its isoflavones,j Nutr,132,35773584(2002)
Aso T improves menopausal symptoms in Japanese women J Nutr 140(7):1386S-1389S,2010