

今日はにんにくについて知りたくて。
「にんにくってすごく体にいい!」って言うじゃないですか。
でも具体的にどういいんですか?
働き盛りの旦那に食べてほしくて。

旦那さん40代のバリバリの働き盛りですよね~。
また、40代といえば健康診断で少しだけひっかかるところがでてきたり…。
生活習慣病の予防について考えたりする年頃ではないでしょうか。

今まで大丈夫だったんですが、今回の健康診断ではコレステロールがひっかかってきてて…。
旦那のおじいちゃんが癌で亡くなっているので、がん保険にも入ったとこなんですよ~。

・働き盛りの旦那さん
・コレステロール高め
・癌の予防に
なるほど~これらににんにくはぴったりの食材ですよ!
それでは今回は働き盛りの旦那さんにぴったりのにんにくの効能について詳しく説明していきますね!
目次
にんにく効果① がん予防

引用:アメリカの国立がん研究所 デザイナーズフードピラミッド
このピラミッドは、アメリカの国立がん研究所が作った『デザイナーズフードピラミッド』です。
にんにくを筆頭にがんの予防に効果的な食品がならんでいるのがわかりますね。
にんにくは抗酸化作用が非常に強い食品です!


体も酸化しちゃうんですよ~こわいですよね。
「抗酸化作用」というのは、「錆びない作用」っていうことなんです。
酸化は老化の原因にもなっているんです。
にんにくは癌予防をするのに1番効果があると世界で注目されている食品なのです!
にんにく効果② コレステロールを下げる
にんにくにはコレステロールを改善する作用があります。
にんにくの成分であるアリシンを加熱すると、”アホエン”を生成します。
このアホエンがコレステロールを抑制し、脳梗塞や心疾患などの原因ともなる動脈硬化を予防してくれるのです。

サプリメントはどうなのかしら?

総コレステロール値が200mg/dl以上の患者を対象とした実験結果から、にんにく成分のアリインを1日10mg、あるいはにんにく成分のアリシンを4000mcgを含有するサプリメントを投与すれば、血清コレステロール値がおよそ10~12%低減、LDLコレステロール値15%低減、HDLコレステロール値10%上昇、中性脂肪値15%低減が期待できる。
引用:自然療法:普及版3(疾病別治療法)
ジョゼフ・E.ピゾルノ・Jr,マイケル・T.マレイ 監修、帯津良一 日本語監修

自然療法:普及版3(疾病別治療法)ジョゼフ・E.ピゾルノ・Jr,マイケル・T.マレイ 監修、帯津良一 日本語監修 を参考に作成

サプリメントの購入も検討してみようかな~。

にんにく効果③ 血糖値を下げる
にんにくの成分であるアリシンがビタミンB6と結合することにより、インスリンの分泌を助けて、血糖値の上昇を抑えてくれます。飲みすぎや運動不足による糖尿病の予防にも効果があります。
にんにく効果③ 疲労回復する
にんにくの成分アリシンはビタミンB1と結合して「アリチアミン」ができます。
結合することによりビタミンB1の吸収を促進させる働きがあるのです。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、ビタミンB1が不足してしまったり、ビタミンB1を吸収がうまくできないと、疲労をかんじてしまうのです。


旦那も疲れてる時や、大事な会議の前に飲んでるって言ってました。
にんにく効果④ 免疫効果あり!インフルエンザ予防にも
昔からニンニクは食中毒を予防するために利用されたり、感染予防にも活用されてきました。
実際、にんにくに含まれるスルフィド類はウイルスを食べ、ウイルスを攻撃する抗体を体内に作らせる働きがあります。インフルエンザや風邪の予防にも期待できますよ。
にんにくの効果的な食べ方

にんにくの細胞はアリインとアリイナーゼが共存しています。
みじん切りしたり、すりおろすなどして細胞がつぶされると、
アンモニア・ピルビン酸・アリシン
が生成されて、あのにんにくの匂いがするんですね。

この生成されたアリシン!
このアリシンがにんにくのすごい効果をうみだしているのです。


アリシンはほったらかしにしていると、20分ぐらいで空気中に逃げてしまうのです。
アリシンをキープするには油に溶かしこむのが効果的です。
炒め物やドレッシングがおススメですよ!


調理をする際のにんにく効能注意②!!
いきなり高温の油の中にいれるとタンパク質分解酵素のアリイナーゼの効能が失活しちゃうんです。高温すぎないよう60度ぐらいでじっくり炒めてくださいね。
管理栄養士がすすめる にんにくサプリメント
サプリメントを紹介するにあたって一番着目した点はズバリ『アリシンの配合量』です。
コレステロールを下げる作用があるという説明の時に、サプリメントの効果についてとりあげました。もう一度簡単に確認しておきますね。
また、今まで触れたニンニクにおける効能
・高い抗酸化作用
・疲労回復
・血糖値の抑制
・免疫力増加
これらすべて、にんにく成分のアリシンによる効果です。


長い説明でしたが、最後まで聞いてくださってありがとうございました。
<<参考文献>>
アメリカ国立がん研究所
自然療法:普及版3(疾病別治療法):ジョゼフ・E.ピゾルノ・Jr,マイケル・T.マレイ 監修、帯津良一 日本語監修
健康食品・サプリメント〈成分〉のすべて : ナチュラルメディシン・データベース : 国際標準健康食品成分便覧 2017
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