時間栄養学はダイエットに効果あり?体内時計と肥満の関係について

食と健康

あまり、食べていないのに痩せない…

努力してるのに…

そんな人いませんか?

 

それってもしかしたら、

体内時計をうまくコントロール

できていないのかもしれません。

 

「痩せない」以外にも

・朝起きるのがつらい…

・昼でも体がだるい…

・昼夜逆転している…

こんな症状はありませんか?

 

「普段は早起きできているけど、

休みの日は昼まで寝る!」

っていう人も当てはまります。

 

時間栄養学が肥満と

密な関係にあることが、

近年わかってきました。

 

今回は

・時間栄養学とは?

・体内時計と肥満の関係って?

このことが気になっている方、

読んでみてくださいね。

 

はじめて時間栄養学について知りたい方は

この本もおすすめです。

 

 

時間栄養学とは?

今までの栄養学は

何を・どれだけ食べる?

というものでした。

 

時間栄養学はさらに、

・時間を踏まえて考える

・体内時計を考慮する

この二つをふまえた新しい栄養学です。

時間栄養学と体内時計

人間の体には体内時計が備わっていて、

・メイン時計:1日24.5時間

・サブ時計:胃、腸、肝臓、腎臓、血管や皮膚などの抹消組織

この2つがあります。

メインの時計は1日24.5時間の周期。

サブの時計は、臓器によって周期が違っています。

例えば、肝臓は1日の周期が23時間など。

 

しかし、1日の時間は24時間ですよね。

体内時間もこの24時間に合わすことができなければ、

病気や体調不良を引き起こしてしまいます。

 

メイン時計とサブ時計を24時間に合わせるには、

一日のはじめに体内時計を一度リセット

をする必要があるんですよ。

 

1日24時間なのに、メインの時計が24.5時間

だと、毎日30分ずつ時間がずれてしまいますよね。

 

一日のはじめに体内の時間をリセットしなければ、

12日で6時間ずれてしまい、昼夜逆転してしまいます。

 

昼夜逆転した体で1日を乗り越えようとしても、

しんどいですよね。

さらに、体の不調は

体重にも顕著にあらわれます

体内時計をリセットする方法

リセットする方法はこの2点です!

・朝、太陽の光を浴びる

・朝ごはんを食べる

朝、太陽の光を浴びる

「太陽の光を浴びる」というのは、

視覚から光の刺激を受け、メラトニンとい物質を

作り出します。

このメラトニンが血液を流れて、

内臓や皮膚、など全身に

「朝ですよ」「夜ですよ」

と知らせてくれるんです。

 

朝、出勤している人は難しくないかもしれませんね。

 

朝ごはんを食べる

体内時計をリセットするのに

朝の食事もはずせません!

最近では、

「絶食時間が長ければ長いほど痩せる!」

と、朝食を抜くようにすすめている本もありますよね。

しかし、時間栄養学の研究がすすめられ、

「体内時計が乱れると病気になりやすい」

ことから、朝食はしっかり摂ったほうが良い

ということが明白となりました。

 

朝、食事をすることで

体の中のすべての細胞に対して、

「体内時間をリセットするように!」

と、指示が行き届き、

健康的な体を手にいれる

ことができるんですよ。

 

体内時計と肥満の関係って?

体内時計が乱れると

肥満になりやすくなる

と言われています。

その事実がよくわかる統計と実験を

2つ紹介しますね。

時間栄養学的にみた勤務形態と肥満

現代では様々な職業がありますよね。

勤務形態を3つにわけてみます。

・日勤者

・夜勤者

・シフトワーカー

この3つのうち、

日勤者と夜勤者は

規則正しく生活しやすい職業です。

 

一見、

「夜勤者も体内時計が乱れやすいのでは?」

と、思われがちですが、

夜勤者にあった1日のはじまりに、

ごはんの時間を設定すれば、

体内時間の調整を行うことができるんです。

夜勤者は太陽の光を浴びることが

難しいかもしれません。

その場合、特に

1日の始まりにごはんを食べる

ことが、重要となります。

また、夜勤明けの「朝」は夜勤者からすれば、

「夜」となるので、サングラスなどを

かけて、網膜から太陽の光を遮るように

すれば、視覚から体内時計をリセットすることを

防ぐことができます。

 

一方で、

勤務時間が日によって変わるシフトワーカーは、

なかなか規則正しく生活することができません。

 

その結果、

体内時計が乱れやすくなります。

 

日勤者・夜勤者と比べると、

シフトワーカーは

体重の増加率がとても高く

さらに、

がんなどの罹患率も約3倍多い

ということがわかってきました。

 

この統計から

体内時間のコントロールがしにくい

=肥満になりやすい!

ということが明らかとなったのです。

 

しかし、シフトワーカーの人でも、

その人に合った1日のはじまりに

食事をする様、設定すると、

体内時計をリセットすることができます。

 

この方法は時差ボケを予防するのにも活用できますよ。

 

遺伝子的に肥満になりやすいマウスの実験

生まれつき、特定の遺伝子の欠如がみられる

太りやすいマウスがいました。

 

そのマウスは遺伝子が働かない為、

・高脂肪食を食べさせると肥満に!

・アルコールを与えると脂肪肝に!

 

さらに、時計遺伝子の欠如も見られるため、

・生活にメリハリがない

・ダラダラ寝たり、動いたり

といった生活を続けていました。

 

時計の遺伝子が欠如していると、

そんなことが起きるんです。

 

人間でも、

昼夜逆転してしまったり、

時間に関係なく、食べたい物を食べていると、

このような生活になってしまいますよね。

 

この生活を2つ改善してみました。

①決められた時間に食事を食べる。

②決められた食事の量を与える。

 

これだけで、

マウスはみるみる痩せていった

のです。

 

この実験により、

例え遺伝子的な欠如が見られても、

時間栄養学により解決できる

ということがわかりました。

 

まとめ

・時間栄養学とは体内時計を考慮した新しい栄養学!

・体内時計をうまく働かせるコツは「リセット」すること!

・体内時計のリセット方法のカギは「太陽」「食事」!

・体内時計が乱れている人は肥満になりやすい!

・遺伝子的欠如があっても時間栄養学に適応する!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

もっと詳しく知りたい方は、

この本を読んでみてください。

 

 

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