器質的な口腔ケアの仕方。予防歯科をはじめよう

介護と福祉

みなさま予防歯科って知ってますか?

予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、

なる前の予防を大切にすることです。

口腔ケア、つまり歯や口の中の健康を積極的に守るために

歯科医院などによるプロフェッショナルケア

自分で行うセルフケア

この両方をきちんと行ってこそ、理想的な予防歯科の実践となるといいます。

 

なんでもそうかもしれませんが、実際に病気などになってしまう前から

暮らしの中にこそ健康を守る秘訣が隠されている

いや、隠れておらず前面に出ているかもせれません。

 

今回は健康を守るための器質的口腔ケア

セルフケアを代表する歯磨きやその道具選び義歯のケアなどを中心に

記述していきたいと思います。

 

こんな方にオススメ
  • 器質的口腔ケアの道具が気になる方
  • 歯磨きのポイントや工夫が気になる方
  • 義歯の清掃について気になる方

 

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まずは適切な道具の選びから・・

効果的な「器質的口腔ケア」のためには、道具選びはやはり重要です。

弘法大使もきっと本当は(少しは)筆を選んだはず・・

 

大まかな器具には次のようなものが挙げられます

 

歯ブラシ

そう、言わずと知れた歯ブラシ

毛の長さは「固め」「ふつう」「やわらか」と大まかに3種類あります。

毛の細さが分かれていたりもします。「太い」「極細」などあります。

 

やはり「自分の口にあったものを選ぶ」という事が基本のようです。

歯を磨く強さだったり、口の中への磨きやすさだったり。「個別性」ですね。

 

ぴったりあったものは効果や効率も上げてくれます。

逆にあっていないものは磨き残しや、歯茎を炒める事になってしまうようですね。

 

 

 

  • 歯ブラシ選びの大切なポイント

 

・ヘッドサイズを選ぶ・・・・・  磨き方から選択基本は上前歯2本分

 

・毛のかたさを選ぶ・・・・・・   歯茎の状態から選択

 

・歯ブラシの持ち手を選ぶ ・・  力の強さ握り方から選択

 

 

 

 

歯ブラシ選びのポイント(例)

ヘッドサイズ 毛の硬さ 歯ブラシの持ち手 備考
赤ちゃん 小さめ やわらか 乳歯が生えてくるまではガーゼを使用
子供 やわらか 握りやすい
大人(虫歯予防) ふつう〜かため
  (歯周病予防) やわらか
高齢者 やわらか 握りやすい 電動歯ブラシもオススメ

※一般的に良いと言われている選択方法

※空白の所は自分の状態にあったものを選ぶ

 

  • その他にもこんなポイントが

・毛先・・・・・・ 平らなものは圧力が均等にかけられる。

太さは太いと歯垢の除去に向いており、細いと歯周ポケットを磨きやすい

 

・毛の材質・・・ 一般的に販売されているナイロン素材が良いとされています。

更に良いものとしてはナイロン素材よりも耐久力のあるPBT素材

(ポリブチレンテレフタート)というものもあるそうです。

舌噛みそうですね。

 

 
  • 歯磨き使用後は・・

流水で10秒ほど洗い流し、歯ブラシの間のに挟まった食べかすを取り除きましょう

磨く部分が乾燥できるようにして、細菌の繁殖を防ぐようにしましょう。

施設などでは、まとめて陽に当てたり、風に当てられている光景をよくみたりしますね。(介護あるある)

 

コップ

もちろん、うがいに使用します。含嗽法なんて言ったりもします。

ガラガラうがいブクブクうがいがありますね。

話が逸れましたが、コップは自分の好みで選んでもいいかもしれませんね。

 

落としても割れないことを重視するなら、プラスチックのものなども良いですね。

持ちやすいとってのあるものもいいかもしれません。

 

義歯専用歯ブラシ

一般的に毛はナイロン素材でかため。毛の部分の面積が広く、義歯清掃に適した形になっています。

持ち手の部分が太くて持ちやすいため、力を入れて磨きやすくなっています。

使用後は歯ブラシと同じく細菌の繁殖を防ぐために、よく乾燥させましょう。

 

その他にもこんな道具たちが・・

  • 歯間ブラシ・・ (歯と歯の間が広い時に適切に磨けるもの)
  • デンタルフロス・・ (歯と歯の間が狭い時に適切に磨けるもの)
  • 舌ブラシ・・ (舌の汚れ舌苔を磨くためのもの)
  • マウスウォッシュ・・ (乾燥しがちな口腔内を洗浄・潤いを与えるためのもの)
  • ガーゼ・・  (口の中のマッサージなどに使用)

など 計8点

 

やってみよう!美しくなる口腔ケア

それでは、お待たせしました。

実際の口腔ケアの手順に入ります。

今回はセルフケアの王道、歯磨きです。

 

歯磨きの最大の目的

それは、プラークを落とすことです。プラークとは歯垢のことで、生きた細菌の塊です

虫歯・歯周病などの原因となります。歯と同じように乳白色をしている為、

注意していないと磨き残しをしてしまいます。

舌で触るとザラザラした感触があれば、それがまさにプラークなのです。

更に、水に溶けにくく歯の表面に粘着しています。その為うがいだけでは取り除けないのです。

怖ろしぃ〜。

 

歯磨きの基本

 

①  歯ブラシは鉛筆を持つようにもつ

②  歯ブラシは、歯にまっすぐ90度に当て、歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で磨く

③  10〜20回を5〜10㎜の幅を目安に、1〜2本ずつの歯を磨く

④  歯茎(歯肉)に対しては45度の角度で毛先を当てて歯ブラシを5㎜程度動かして磨く

 

歯磨きの手順と工夫

PRO SARAYA

 

上の図は歯磨きの手順と工夫の一つの例です

手順は①〜⑧まであります。

順番を決めておくと磨き残しの予防にもなります。

 

周りの記述は歯磨きの工夫です

工夫の周りの記述も8個あります。

①〜④の歯磨きの基本と合わせて行うと効果もきっと上がります

 

プラーク(歯垢)が残りやすい所

 

 

予防歯科から生まれたクリニカ

更にプラーク(歯垢)が残りやすいところに注意すればもう完璧!?かも。

 

 

義歯の特徴とケアの方法

義歯の特徴と留意点

 

① 義歯は熱・乾燥・摩擦・衝撃に弱い。

② 流水で洗うと良い

③ 水につけ、蓋つきの専用容器で保管する

④ 研磨剤の入った、歯磨き剤で磨かない

⑤ 落とすと割れやすい

⑥ 夜間は外すことを心がける

 

 

総義歯の清掃法

PRO SARAYA

歯がなければ、器質的な口腔ケアをしなくて良いなんてことはありません。

口腔衛生を保つ為感染症から守る為口腔の機能を維持する為

など様々な理由で口腔ケアは重要となってきます。

 

 

部分義歯の清掃法

PRO SARAYA

クラスプ(かけ金)部分と、クラスプをかけている歯の部分磨き残しになりやすく、

丁寧に磨く必要があります。

 

 

その他気になるポイントとして

・洗浄剤には40度〜50度のお湯で5分〜一晩つけるのが一般的

・洗浄剤の後はよくすすぐ

・入れ歯安定剤も一つの方法ですが、歯科医院でも調節してもらえる

 

 

※因みに

歯がなくなった場合の歯の治療としては義歯だけではありません。

ブリッジによる治療、インプラントによる治療、その他(歯の移植など)

があります。

それぞれに、メリットとデメリットを考えて治療する必要があるようですね。

 

 

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食べたら磨くを心がける

飲食後は細菌が糖分を使って酸を作り出します。

歯の表面は酸性状態に!

そうなると、カルシウムやリンなど歯のミネラルが溶け出してしまうのです。

 

 

 

ライオン 歯ブラシでのみがき方の基本

酸性状態から、元の中性状態になるには40分ほどかかります。

その間中、ミネラルが溶けやすい状態が続くのです。

なので3食、食べたら磨くを徹底すると予防歯科には

とても効果的なんです

 

歯磨きを簡単にやってしまいがちになっていませんか?

私も耳が痛いですが、

様々な道具選びから歯磨きだけでも、沢山の工夫

口腔をケアすることの奥深さを感じました。

 

 

 

介護士 健太
プロケアもそうですけど、セルフケアってとても大切。歯の健康を保ち、身体全体の健康につなげていきましょう!

まとめ

  • 自分に合った道具を選ぶ(道具にも個別性)
  • 歯ブラシは鉛筆を持つように持つ
  • 歯の1〜2本を10〜20回、優しく丁寧に磨く!
  • 歯磨きの手順を決めて磨き残し予防
  • 歯磨きの工夫でも磨き残し予防
  • 義歯も特徴をつかんで磨く
  • 歯がなくても磨く
  • 食べたら磨くを暮らしの習慣に!
  • セルフケアとプロケアで予防歯科を万全に!
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